[プレスリリース] ヒロセ電機、
コネクタメーカー最大級2600㎡、
ISO/IEC17025認定の一関試験センター新棟を稼働 2018/3/23

コネクタメーカー最大級2600㎡、ISO/IEC17025認定の一関試験センター新棟を稼働
~試験データの信頼性担保、試験リードタイム半減など自動車や産業ロボットメーカーの要求対応力が向上~

ヒロセ電機は、子会社の一関ヒロセ電機(岩手県一関市)内に「一関試験センター新棟」を新設し、2018/3/23から稼働。自動車、産業機械、ロボットメーカー様から寄せられるニーズへの対応力を向上させるため試験機能を強化します。複合振動試験機などの試験装置を増設し、主に、振動、熱に関する品質テストへの対応力を質量ともに従来設備の約2倍と増強、製品によっては試験リードタイムを50%削減することが可能になります。

■ プレスリリース記事(PDF) 

 

  
一関試験センター新棟

 

 

● 背景 長期にわたる熱・振動に耐えうる確かな品質の担保が求められている

 

これからのコネクタは、自動運転車、EV(電気自動車)、産業機器に対応できる部品として、厳しい環境で使用されることを前提に熱や振動に耐えられる性能が要求されています。また、生涯走行距離や稼働年数は増加傾向にあり、自動車も機械も長期間にわたって安全に動くことが求められます。従って、コネクタについても、高熱耐性やエンジンや主軸、モーターから受ける振動に長期間耐えられる確かな品質が求められています。一方、評価試験にかかる時間や種類は増すばかりです。中でも、耐久テストについては1つの製品について2か月、3か月かかるものものあり、試験実施まで3か月待ち、6か月待ちという場合もあるのが現状です。そこで、高度な試験に対応できる体制と共に、試験リードタイムの短縮を実現する規模の試験棟を新設、設備も増強し、主に自動車、産業機械向けの対応力の強化に取り組んで行きます。

 

● 特徴 試験リードタイム半減、ISO/IEC17025認定による試験データの信頼性、省エネ考慮

 

■規模の拡充:試験センターの規模:従来の試験装置エリアと比較して約3倍に拡大。大型試験機の設置も可能となり、規模の面で対応力を向上させました。

■リードタイム短縮:複合振動試験機や各種環境槽の増設により、試験のキャパシティが約2倍となり、試験内容によってはリードタイムが半減するものもあります。

■省エネ:照明のオールLED化により節電効果:5万kWh/年。ブロワ―を屋外に設置することにより、試験室内空調の効率化 省エネ 40%ダウン 試験室内騒音 20dBダウンが可能です。

■試験結果の信頼性担保:ISO/IEC17025規格認定を取得しており、試験、校正室の温湿度を厳格に管理する体制を維持しています。社外の認定機関に委託して試験を行っている電子部品メーカーもある中、社内に認定設備を持つことによるスピード感、柔軟性などお客様のニーズへの対応力に強みを発揮していきたいと考えています。

■IoT対応:各試験装置の稼働状況はセンター内の集中コックピットで可視化されており、横浜の研究開発センターとオンラインで連携することも可能です。

 

● 今後の取り組み 面積拡大、分析装置の増設、IoT化により横浜の開発センターとの連携強化も視野に

 

・評価試験のニーズは増加傾向にあるため、さらなる面積拡大も視野に入れています。免震対応の区域を設けたことにより、周囲の振動試験機器からの影響を受けやすい精密分析装置も将来的な設置が可能となっています。これにより品質管理体制の更なる強化を目指します。
・試験センター集中コックピットから、各試験設備のオペレーションができるよう仕組みのIT化を推進します。稼働状況のリアルタイム可視化はもとより、一関試験センターと横浜開発センターが連携し、横浜から遠隔で試験条件の設定を行うことにより、開発と試験のきめ細かなすり合わせが素早くでき、お客様から求められる仕様に即座に対応できる体制が整います。また、横浜の開発拠点内にある試験センターのISO/IEC17025拡大申請にも取り組んでおり、2018年度内の取得を目指します。スピーディーな対応と確かな試験品質の両方を実現します。

 

● 会社概要、関連情報

 

■(会社概要)ヒロセ電機株式会社 https://www.hirose.com/jp/about/corporate_data/
■(その他)新棟外観 https://hrs-prd.s3.amazonaws.com/upload/corporate/file_jp/ichinoseki.zip