ホーム ヒロセ電機、次世代イーサネットコネクタix Industrial™の普及拡大に向けて米Amphenol社とパートナー契約を締結

ヒロセ電機(株) 次世代イーサネットコネクタ
ix Industrial™の普及拡大に向けて
米Amphenol社とパートナー契約を締結 2020/03/05

ヒロセ電機(株) 次世代イーサネットコネクタix Industrial™の普及拡大に向けて米Amphenol社とパートナー契約を締結

ヒロセ電機株式会社は、米Amphenol Corporation (以下:Amphenol)とix Industrial™コネクタの開発に関するパートナーシップ契約を締結したことを発表いたします。ix Industrial™は産業用機器の使用環境に適した堅牢な構造でありつつ、IEC 61076-3-124 に準拠したCat.6A の高速伝送特性を満たすことから製造現場のスマート化に大きく貢献するコネクタソリューションです。

 

●インダストリー4.0に向けたイーサネット接続の要望増加に備え、技術力のあるコネクタメーカーとの協業へ

 

ix Industrialはヒロセ電機と独ハーティングテクノロジーグループ(以下:ハーティング)の技術パートナーシップによって2017年に販売を開始し、その後、FA、ロボティックス、マシンビジョンを初めとする様々な産業機器で評価されて参りました。その小型形状と堅牢性から、イーサネット接続用として国内外含む大手の産機メーカー様にてご採用いただいています。

マシンビジョンではGigE Vision® 標準コネクタとして認定されています。この規格はイーサネット(IEEE 802.3)通信のためのインターフェースのグローバル規格としてAIA(Automated Image Association)により制定され、広く適用されているものです。

米Fluke Network社によるix Industrial専用の測定用アダプタも用意されております。アダプタはLANケーブルがイーサネットの信号伝送規格を満たしているかどうかをケーブルメーカーや、ケーブルの敷設作業者が検証する際に必要とされます。

ix Industrialはすでに産機市場において着実に実績を重ねておりますが、新たにAmphenolが持つネットワークを通じて、より広いアプリケーションでの普及を見込み、産業用イーサネットの標準インターフェースとして更に広くご利用いただけるよう活動して参ります。

 

●技術パートナーと協力したデザイン・イン体制

 

先にハーティングによりかん合互換性を確保したix Industrialが提供される体制となっておりましたが、今回新たにAmphenolもこれに加わったこととなります。技術力を持つ他のコネクタサプライヤーとグローバルな協力体制を築くことにより、インダストリー4.0で要求される新しい小型標準イーサネットコネクタの提供ニーズに応えます。


 

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