ホーム [プレスリリース] ヒロセ電機、5G 39GHz帯の上限周波数43.5GHzに対応した2.92mmテストコネクタ 「HK-LR-SR2-A」 を開発、一般販売を開始。

ヒロセ電機、5G 39GHz帯の上限周波数43.5GHzに対応した
2.92mmテストコネクタ 「HK-LR-SR2-A」 を開発、
一般販売を開始。 2024/10/10

ヒロセ電機、5G 39GHz帯の上限周波数43.5GHzに対応した
2.92mmテストコネクタ 「HK-LR-SR2-A」 を開発、一般販売を開始。

ヒロセ電機は、43.5GHzに対応した2.92mmテストコネクタHK-LR-SR2-Aを開発、一般販売を開始したことを発表します。

HK-LR-SR2-A 2.92 mm test connector

● 一般的に40GHz対応の2.92mmテストコネクタを43.5GHz対応に周波数を拡張

スマートフォンやタブレット、ノートパソコン、通信モジュール、車載インフォテイメントボードなどさまざまな電子機器に使用される基板や、各種機能部品が正常に動作しているか検査するために、テストコネクタは不可欠です。
また、スマートフォンの通信における5Gや、この先開発が進む6Gの性能を測るための計測器や基地局といった高い周波数を用いた通信に対する評価への需要は、ますます高まってきております。
そこで、ヒロセ電機は43.5GHzに対応した2.92mmテストコネクタHK-LR-SR2-Aを開発、販売を開始いたしました。一般的に2.92mmテストコネクタの上限周波数規格は40GHzであるところ、本製品は43.5GHzまで対応可能。ねじ止めによりコネクタ中央の端子が基板に押し付けられるタイプです。また、基板に対して水平な本製品(エンドランチタイプ)と、同様に43.5GHzに対応する、基板に対して垂直なHK-R-SR2-SA(販売中。バーチカルランチタイプ)の2種を用意。お客様のニーズに合った製品を提供いたします。

● 特長:43.5GHzに対応した2.92mmテストコネクタHK-LR-SR2-Aについて

・MIL規格準拠の2.92mm同軸コネクタ(MIL-STD-348B)
・周波数43.5GHzまで対応
・基板接続用レセプタクルは、ねじ留め実装方式を採用
・RoHS2対応品

● 本製品の今後のご利用展開

本製品は、伝送特性測定用、無線通信機器、計測機器、高周波モジュール、無線パワーアンプ、高速ルーター、高速スイッチ、放送機器、その他高周波対応機器等、ミリ波伝送、高速伝送が必要なコンポーネントの評価基板に半田レスで実装可能なため、広い温度範囲で良好な高周波特性を得る事が期待できます。

● 会社概要、関連情報