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2025年12月10日

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ヒロセ電機、SBTi認定(短期目標)を取得

ヒロセ電機株式会社(以下「当社」)は、2035年度を目標年度として設定した温室効果ガス排出削減目標が、パリ協定に定める「1.5℃目標」の水準と整合する科学的根拠に基づいたものであると認められ、国際的なイニシアティブである「SBTi(Science Based Targets initiative、以下「SBTi」)」の認定を取得いたしました。

SBTi(Science Based Targets initiative)のロゴ画像

SBTiの概要

SBTiとは、国連グローバル・コンパクト、CDP、WRI(世界資源研究所)、WWF(世界自然保護基金)により共同設立され、産業革命前からの気温上昇を 1.5℃未満に抑えるための科学的根拠に基づいた目標 (1.5℃水準)の設定を企業に求める国際的なイニシアティブです。SBTiに基づく目標とは、パリ協定が求める水準と整合した温室効果ガス排出削減目標のことであり、今回認定を取得した短期目標は 5 年から 10 年先を見据えた目標値となります。

認定された温室効果ガス排出削減目標

Scope1,2
:2035年度までに 63%削減 (基準年 2024年度比/総量削減)
Scope 3
:2035年度までに 37.5%削減 (基準年 2024年度比/総量削減)
対象カテゴリ
  • 購入した製品・サービス(カテゴリ1)
  • 輸送・配送(上流)(カテゴリ4)
  • 販売した製品の加工(カテゴリ10)

その他

当社は気候変動への対応を重要な経営課題と認識しており、今後も認定された目標に基づき、 継続的に温室効果ガスの削減活動に取り組みます。主な取り組みとしては、国内3カ所全ての製造拠点で太陽光パネルを設置し、一関ヒロセ電機においては地域最大のカーポート(PPA)を設置しております(発電量767,106kWh/年、CO2排出削減量324.5t/年)。また、2025年3月末時点で海外を含めた製造8拠点のうち6拠点で100%再エネ化を実現しております。取組の状況につきましては、当社コーポレートサイトや、CDP質問書への回答などを通じて積極的に情報開示を行い、サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量の削減や、社会全体のカーボンニュートラルに、引き続き貢献してまいります。