ヒロセ電機、ゼロスクリュー™端子台「EF2」シリーズの150A対応製品に新ロック解除方式を追加。
2021/1/28
ヒロセ電機は、ねじを使わずワンアクションで接続可能なゼロスクリュー™端子台「EF2」シリーズの150A対応製品に新たなロック解除方式である「両側ひねりタイプ」と「片側ひねりタイプ(片側ねじ止めとのハイブリッド)」を追加したことを発表いたします。
● 新バリエーション追加で「省力化」にさらに貢献。
ゼロスクリュー™端子台「EF2」シリーズは、労働力人口減少により高まっている省力化と工期短縮のニーズに幅広く応えるため、ねじを使わずにビルの配電盤や分電盤などの電気設備とケーブルとの接続を可能にするバネ式端子台です。今回、市場からのご要望にお応えして、150A対応製品に新たなロック解除方式である「両側ひねりタイプ」と「片側ひねりタイプ」をリリースいたしました。
「EF2」シリーズのロックタイプにはボタンを押してロックを解除し、端子を抜去するプッシュタイプをご用意しておりますが、新たなひねりタイプはつまみをひねってロックを解除するタイプで、ロック状態の視認性が向上したのが特長です。また片側ひねりタイプは、片側が従来のねじ止め端子台(スタッド端子台)と同じ組み立て方法となるため、より導入いただきやすい製品です。
安全性向上と工期短縮を実現するゼロスクリュー™端子台「EF2」シリーズ
(1) 挿すだけのねじなし方式で簡単作業。
(2) 独自構造で信頼性の高い接触を長期間維持、電機設備のねじに起因する火災リスクを低減。
(3) ねじ締め作業やトルク管理が不要、省力化と工期短縮に貢献。
量産中バリエーション
両側プッシュタイプ:400、250、150、60、30A対応
片側プッシュタイプ:400、250、150A対応
両側ひねりタイプ :400、250、200、150A対応
片側ひねりタイプ :400、250、200、150A対応
● 今後の製品展開
「EF2」シリーズは、これまで大手ゼネコン様の案件をはじめ公共建築などに幅広くご採用いただいております。加えて、2020年3月にはJSIAが制定する規格であるJSIA113「キャビネット形動力制御盤」に「ねじなし端子」の項目が追加、改定されたことにより、制御盤の主回路、制御回路の両方において「EF2」シリーズのさらなる利用促進が期待されます。今後も現場から寄せられる省力化や安全性向上のニーズに応えるため、バリエーションを拡充予定です。
● 会社概要、関連情報