確かな技術の裏にある飽くなき挑戦

確かな技術の裏にある飽くなき挑戦、車載用コネクタ

「まだ世にない製品を他に先駆けて開発し、素早くプロダクト展開する」

ヒロセの新製品開発は、技術部門と営業・マーケティング部門が一体となりR&D活動をしています。
製品化における「素早さ」をさらに発揮するためのさまざまな取り組みをご紹介します。

設備のご紹介

EMC試験室(電波暗室・シールドルーム)

EMC試験室(電波暗室・シールドルーム)

EMC測定設備である、電波暗室とシールドルームを社内に新設。設置の目的と設備をご紹介します。

開発者インタビュー

高速伝送とフローティング量の二律背反の解決
産業機械やロボットの進化に寄与する”つなぐ技術”の充実

IC技術部 PCC技術課 係長 永田 雅一

IC技術部 PCC技術課 係長 永田 雅一
フローティング量と高速伝送特性の両立を目指し、厳しい車載スペックに適応する自動車向けコネクタの品質と、 5G基地局にも採用される通信向けコネクタの伝送技術を応用しました。それにより、フローティングと10Gbpsの高速伝送の両立を実現することに成功しました。

> フローティング量±0.6mmのコネクタの開発に成功

ヒロセ電機の高周波同軸コネクタの開発哲学とは?

AMC技術部 技術2課 課長 廣川 賢一

AMC技術部 技術2課 課長 廣川 賢一
携帯電話の基地局などでの高周波伝送用コネクタのノウハウを生かして、車載用の同軸コネクタの研究、開発を推進。ノイズの実測とシミュレーション結果を比較評価するコリレーション技術によって、開発リードタイムの大幅な短縮と、お客さまへの品質を確保した上での迅速な製品提供を目指しています。

> 高周波性能とノイズ耐性を追求

車の熱や振動に耐えられる“究極の車載品質”という思いを込めた「Zシリーズ」

AMC技術部 ASP室係長 梅原 宏和

AMC技術部 ASP室 係長 梅原 宏和
コネクタの接点部障害の一つ「微摺動摩耗(びしゅうどうまもう)」という難題を、3年かけて解決。高熱、振動耐性を確保し、自動車の性能に合致した新たなコネクタの開発に成功しました。

> 自動車のエンジンの熱と振動に耐えるために