ビルの配電盤や分電盤など電気設備での利用に最適
ゼロスクリュー™端子台 EF2シリーズ

ねじを使わず配電盤の火災を防ぐ。
作業工数や保守点検の工数削減に効果的

ゼロスクリュー™端子台EF2シリーズは、ねじを使わずにビルの配電盤や分電盤などの電気設備とケーブルをつなげられるバネ式端子台です。ねじが不要になり、設置作業や保守点検工数を大幅に削減できます。さらに、電気設備のねじのゆるみが引き金となる火災といった事故まで防げます。

ゼロスクリュー™端子台EF2シリーズは、ねじを使わずにビルの配電盤や分電盤など電気設備とケーブルをつなげられるバネ式端子台

ZERO SCREW™ デジタルカタログ

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配電盤など電気設備の火災を防止

配電盤など電気設備の火災を防止

電気設備火災は、建物利用者の命を危険にさらすのはもちろん、デベロッパーや施工会社、出火元製品メーカーの信頼低下のもとになります。
その約7割は取扱いや保守管理の不備が原因です。出火原因として挙げられるのが、ネジの緩み。定期的な保守点検が必須です。また保守点検をしても、突発事故を完全には防止できるわけではありません。
ゼロスクリュー端子台はネジを使わない独自の構造により、確実な接続を長期間保てるため、電気設備のネジに起因する火災リスクをゼロにします。

作業工数の削減、施工期間の短縮

作業工数の削減、施工期間の短縮

ネジ式端子台の場合、新設施工時のネジ外しやネジ締め、保守点検時のトルクチェックが必要です。ゼロスクリュー端子台は、ネジがないので、従来のネジ式端子台での作業と比べると、約1/3もの工数削減が見込め、工期を大幅短縮できます。

スキルに頼らない安定した接続品質

電気設備の保守点検時、「ねじの締め付けが適切でなく、トルク管理ができていない」といった作業者の熟練度による品質のばらつきが起こらず、誰が作業しても安定した接続品質を保てます。

"一般社団法人日本電設工業協会 奨励賞"を受賞

一般社団法人日本電設工業協会 奨励賞を受賞

ゼロスクリュー™端子台 EF2シリーズは、一般社団法人日本電設工業協会が主催する
JECA FAIR 2018 製品コンクールで技術/着想/社会貢献度などが総合的に評価され、
“一般社団法人日本電設工業協会 奨励賞”に選ばれた製品です。

JSIA113改定の狙い!
日本配電制御システム工業会さまインタビュー動画

導入事例

電気設備学会全国大会での、株式会社ユアテック様によるEF2に関する発表資料「次世代型端子台による施工労務低減および管理業務低減化」

電気設備学会全国大会での、
株式会社ユアテック様によるEF2に関する発表資料
「次世代型端子台による施工労務低減および管理業務低減化」

電力設備の建設や導入、保守など総合的に手掛ける株式会社ユアテックが、2024年電気設備学会全国大会で発表された資料のご紹介です。低圧幹線接続部での『ゼロスクリュー™端子台 EF2シリーズ』の採用と、受電前の繁忙期の施工時間短縮・労務削減効果について、製薬会社の無菌製剤工場での導入例をもとに結果や気付きを記載いただいています。

一般社団法人日本配電制御システム工業会

JSIA113「キャビネット形動力制御盤」に「ねじなし端子」が追加。 主回路にも制御回路にも使用できるゼロスクリュー™端子台EF2シリーズが”省力化”に貢献

配電制御システムに関連する規格・基準の制定をはじめ、耐熱形配電盤類の型式認定など様々な事業を行う一般社団法人日本配電制御システム工業会(通称、JSIA)は、2020年3月に、JSIAの規格であるJSIA113「キャビネット形動力制御盤」に「ねじなし端子」の項目を追加し改定した。その経緯を一般社団法人日本配電制御システム工業会技術部長の木賊勝信(とくさ かつのぶ)氏と技術委員長の戸村雅義(とむら まさよし)氏に伺った。

鹿島建設株式会社 東京建築支店 副所長 水井 寛氏

現場ではシンプルにつなぐだけ”という発想で、施工プロセスを簡略化

超高層ビルや商業施設に必要な建築技術をはじめ、ダムや架橋などの建設に欠かせない土木技術、環境保全/地震災害対策技術など、各分野の高度な技術力を駆使してさまざまな建築物を手掛ける鹿島建設株式会社。
同社では建設現場での省力化や新たな担い手確保に向けた施策の一環として、ヒロセ電機株式会社の『ゼロスクリュー™端子台 EF2 シリーズ』を採用した。その経緯を、鹿島建設株式会社 東京建築支店 副所長 水井 寛氏へ伺った。

株式会社竹中工務店 東京本店 設備部 設備施工管理グループ 副部長 新 知之氏

新たな幹線ジョイント部材としての活用が施工プロセスを変える

商業施設をはじめ、スタジアムや学校・教育施設、伝統建築など多様な施設の建設を手掛ける株式会社竹中工務店は、2017年11月30日に竣工した『MEGURO CENTRAL SQUARE(目黒セントラルスクエア/東京都品川区)』で、電気設備工事における電線の幹線ジョイント部材として、ヒロセ電機株式会社の『ゼロスクリュー™端子台 EF2 シリーズ』を採用した。その経緯を、株式会社竹中工務店 東京本店 設備部 設備施工管理グループ 副部長 新 知之氏に伺った。



ゼロスクリュー™端子台 EF2シリーズ 特長

丸端子を差し込むだけの簡単操作

素早く確実なワンアクション完全ロック構造を採用。従来のねじ端子台と違い、電気主任技術者の資格を持っていなかったとしても安定した作業品質を保てます。さらに、狭く薄暗い現場でも容易に作業ができます。

丸端子を差し込むだけの簡単操作

接触信頼性の向上

裸圧着端子を直接ブスバーに押し付けて接触させる独自構造。接触信頼性が向上するとともに、長期間にわたり安定した接続状態を維持できます。

接触信頼性の向上


配線作業動画

取り付け作業手順

盤内配線

外線引き込み

ネジ式端子台との作業比較

手元開閉器 導入事例

アプリケーション(使用例)

製品ラインナップ EF2シリーズ

シリーズ 適合電線/
定格電流
定格電圧 使用温度
範囲
保存温度
範囲
接触抵抗 絶縁抵抗 耐電圧 挿抜回数
D30 1.25mm2=16A
2mm2=21A
3.5mm2=30A
5.5mm2=40A
600V AC/DC -25~
+105℃
(通電による温度上昇を含む)
-10~ +60℃ 1mΩ
以下
(1A DC)
1000MΩ
以上
(500V DC)
2500V DC で1分間 50回
D60 5.5mm2=40A
8mm2=50A
14mm2=70A
D150 22mm2=94A
38mm2=132A
60mm2=175A
0.1mΩ
以下
(1A DC)
D200 60mm2=175A
100mm2=240A
1000V AC、
1500V DC
5000V DCで
1分間
D250 150mm2=310A
D400 200mm2=400A
D500 250mm2=500A